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賃貸マンション選びの基礎知識

構造の欠陥を知る

クラックを見つける(隠蔽部分)

RC造やSRC造の場合、構造体にヒビ(クラック)が入っている事があります。この原因には色々あるのですが、長い年月の経過で、コンクリートの収縮があった場合の1mm幅程度のものなら、そう気にすることもないでしょう。問題は3mm以上の、幅が広いクラックがある物件の場合です。これは、構造体に、大きな力が加わり、クラックが入っている場所に、しわ寄せがきているということなのです。
例えクラックが入っていても、発見後に補修がされていればいいのですが、こうしたクラックは、たいてい隠蔽部分(仕上げで隠れて見えない部分のこと)にあったりするのです。これは簡単にいえば、見つけにくいからなのですが、天井や壁の点検口から覗いてみれば、発見することも可能なケースだってあるのです。
ただ、通常はそこまでメンテナンスをすることはないのが現実です。クラックがあるからといって、普通の地震でその建物が倒壊することはまずないでしょう。ただ、大震災クラスの大型地震に襲われた場合、そうした危険に見舞われる可能性はゼロではないということです。パイプスペース(水道の給水や排水の管を集めているスペース)など普段覗かないような場所を、下見のときに見ることも大切なポイントです。また、補修されているからといって良いというわけでもありません。多少ならともかく、あまりにもあちこちに補修の跡があるようなら、建物自体の工事状態がよくなかったことも考えられるのです。

クラックの種類を知る(天井点検口)

RC造やSRC造の場合、天井にコンクリートの梁があります。最近では、工法の種類によって、これを見えなくすることもあるのですが、通常のラーメン構造と呼ばれるものでは、あると思ってよいでしょう。この梁を天井の仕上げで見えなくすることが一番の主流と思っていただいていいのですが、借りる際には、天井の点検口から、この状態を見ておくと良いでしょう。
梁の中央、下部にクラックが縦に入っている場合、これは上部の階の重さで、梁が真ん中で沈んでいる証拠です。このクラックがあまりに大きい場合は、不動産業者に相談するようにしましょう。こうしたクラックを見つけた場合、神経質になりすぎることはありませんが、必ず相談をし、不安を払拭することも大切です。

 
 

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